日本映画ペンクラブグッド・チョイス



 この本は一般的な映画のベストテンとも、批評家が選ぶものとも違う、かなり個人が反映されている映画のベストを、字幕翻訳家協会が企画したもの。表舞台には余り出ないが、実は最近の若者たちの憧れの職業のひとつ、字幕翻訳者の、本音と素顔が分かり興味深い。ここに登場する半分の翻訳家は、日本映画ペンクラブのメンバーでもある。

 誰にでもわかる大作から、マイナーな作品まで、翻訳家の方々の人生を左右した作品、心をゆさぶった作品との出会いは時に、どこか同じ思いを重ねる方もいらっしゃるだろう。

 字幕翻訳家の草分け、清水俊二さんがお書きになった「スーパー字幕という奇妙なものについて」(日本映画ペンクラブ会報、1980年7月)などもそのまま紹介されている。

 我が生涯のベストテンはどんな作品になるだろうか、などと巡らせながらよんでみるのも一興。

・「字幕翻訳者が選ぶ オールタイム外国映画ベストテン」
・ACクリエイト株式会社
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